インタビュー

アプリ甲子園は青春ドラマの現代版です。

株式会社パワーハウス 代表取締役社長 亀谷 広美

2017年大会の感想・注目した生徒についてお願いいたします。

2017年大会は、やっぱり、パワーハウス賞をあげた藤田さんが一番良かったと思いますね。プレゼンもすごいよかったですし、内容もよかったです。プレゼンも相当こだわって練習したんだろうなと思いました。
作品、プレゼン、全てにおいて、こだわりが見えたというのは、高校生の域を離れていると感じがするくらいの完成度の高さがありましたね。
どの作品もみな、甲乙つけがたかったです。アイディア的にもおもしろいものがたくさんありましたよね。IoTなどバラエティに富んできたと思います。

過去に気になった作品について教えてください。

2015年は「mago-note」、2016年は「Photton」に賞を選ばせてもらいました。
なさそうで、あれば便利な発想だなぁと思って。「妄想チャット」や、「言い訳メーカー」みたいなチャットベースも面白かったですね。

アプリ甲子園にご協賛いただいたきっかけを教えてください。

最初のきっかけは、取引先の方から伺いました。それで、内容を聞いて、単純におもしろそうだと思いました。
今の若い子がどんな事を考えて、出してくるのかということに興味がありましたから。
当然、大人としては考えられないような発想があるんだろうなと。なぜなら、今の子は、小さい頃から何かしらパソコンとかタブレットとかが家にある状態ですよね。その世代が、どういう発想をしているのかに興味がありました。

今までご覧になられた大会で、お感じになった部分を教えてください。

2015年からスポンサーに入らせてもらっていますが、少しHPでそれ以前の大会の様子も拝見しましたが、やはりその頃に比べたら、レベルが毎年上がってきていますね。
実装もアイディアもおもしろいです。私共は、技術審査の面で、最近は関わらせてもらっていますが、担当している社員に話を聞くと、毎回作品を見て、そのレベルの高さに驚いていますよ。
受賞者や優勝者は、技術が高いだけではなく、実用性とかおもしろみも兼ねていると思います。高校生ともなると、理解力は大人だと思うので、凝る人は凝ると思います。
今の時代、情報は、オープンソースで公開されているので、本人さえやろうと思えば色々できますよね。私の時代はそうではなかったので、かなり羨ましいです。(笑)

今後のアプリ甲子園に期待している事などご意見お聞かせください。

ここ数年の大会は、技術に凝りすぎているところもあるので、新しく企画部門を新設することはすごくいいと思います。
情報量がたくさんあるから、ティーンエイジャーが考えていることを実現してほしいです。
決勝大会では、違う地域の生徒同士で友達になれる事が思い出づくりとしていいですよね。
なので、これからは、過去に活躍した生徒がアプリ甲子園を通じてどう成長していったのか、追ってほしいなと思います。
後2,3年もすれば、より一層大会で活躍した子をクローズアップできますよね。是非お願いします。(笑)
幅広く色んな生徒達が、気軽に参加しやすい大会であってほしいんです。

最後にメッセージをお願いいたします。

私の頃は、インターハイや甲子園みたいな全国レベルの大会は体育会系しかなかった。運動系じゃないインドア派が活躍できる、こういう大会がなかったので、本当にうらやましいです。
だって、これって、青春ドラマの現代版じゃないですか?(笑)
何を思い出に残すか?こういう盛り上がれるものがあることこそがドラマだと思うんです。
高校生活は3年間しかない、中学時代だって3年間。この6年間のうちに、あの時みんなで頑張ったよねみたいな共感を得る事ができるなんて、一生の思い出に残るような経験だと思います。

日本は、もっとITエンジニアが増えないとダメなんです。そのためには、若い人たちの活躍が必要だと考えます。これからもレベルはどんどん上がり続ける一方でしょう。今は、世界に負けているかもしれませんが、もっと日本人はできると思っています。
こういうアプリ甲子園のようなITエンジニアのきっかけになるような草の根的な活動を通して、もっと若い子達の関心を高めて、国をあげてITエンジニアを育成していくべきなんです。

青春ドラマの舞台があることが素敵だと思うから、頑張ってほしいです。部活ともまた違いますからね。好きな仲間と好きな事で楽しい思い出をたくさんつくることができると思います。私が高校生だったら参加したかったですね。